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　現在実施中の郵便事業網発展・転換計画の一環として、スイス・ポストは（スイス連邦を構成する）26州の代表者との1回目の話し合いを行った。同社は、州からのフィードバックを評価し、地域ニーズを検討した上で、次回の議論で意見の集約を図るとしている。2017年第2四半期には、最新状況についての最初のレビューを行い、郵便事業網において見出された重要なポイントや次のステップについての情報を提供する予定。
　なお、同社によれば、従来型の直営郵便局から委託郵便局への転換は、これからも今と同じペースで進めるという。
（Swiss Post 2017年2月7日等）

（ひと言）
　スイス・ポストは2016年10月に、郵便事業網再編計画を発表しており、この中で、2020年までに「サービス提供所」を現在の3,700か所から4,000か所に増やすとしている。ただし、その内訳は、従来型の直営郵便局は現在の1,400局から800～900局に減らす一方で、委託郵便局は現在の800局から1,200～1,300局に増やすもの。また、各地域の要望に応じて委託郵便局を補う形で設けられる自動小包受取装置「マイ・ポスト24（My Post 24）」や法人客サービス提供店、小包取扱店などのサービス施設は、現在の290か所から500～700か所に増やす。