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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2017.04.05

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  • オーストラリア

オーストラリア・ポスト、ファウアCEOが辞任

 上院評価委員会の聴聞会で、560万ドルにのぼる報酬(給与440万ドル、賞与120万ドル)を得ていることが明らかになり、ターンブル首相などから批判が相次いだオーストラリア・ポストのアフメド・ファウアCEOが7月末で辞任することを発表した。
 オーストラリア・ポストは、同CEOにより、小包やEコマース事業に焦点を当てた新しい戦略を取り、同社の収入と小包事業の利益を倍増させたと評価した。
(Australia Post 2017年2月23日等)

(ひと言)
 2016-17年度上半期(2016年7-12月期)、オーストラリア・ポストは書状数を11%減らしたが、小包数の安定的成長によって大幅増益を実現した。伝統的な郵便会社から小包・Eコマース事業会社への転換を進める同社は、この期間に、前年同期、わずか1,600万ドルだった純利益を1億3,100万ドルにまで増やしている。
 オーストラリア・ポストのジョン・スタンホープ会長は、アフメド・ファウアCEOの560万ドルの報酬パッケージを擁護しながらも、その金額を公表しようとしなかったことは誤りだったとし、上院の聴聞会で、この報酬が社会の期待に添わないものだったことを認めつつ、「有能な人材を招致・維持するためには、民間ベースで競争力を持つ給与パッケージを用意しなければならなかった」と述べた。