2017.02.27
世界の越境Eコマースは3社が独占 ― IPC調査結果
世界の越境Eコマースはアマゾン、イーベイ、アリババの3社に独占されており、すべての買い物の約3分の2がこれら3社に集中していることが、国際郵便機構(IPC)の「2016年越境Eコマース利用者調査(Cross-border E-commerce Shopper Survey 2016)」(北米・アジア太平洋・欧州の26か国のEコマース利用者2万4,000人を対象に実施)でわかった。
この調査によれば、越境Eコマース利用者の大半(71%)が買い物をする市場は4つの国に集中しており、世界中の消費者に最も人気のある市場は中国(最近の越境Eコマースの買い物に占める割合は26%)、米国(同16%)、ドイツ(同15%)、英国(同15%)だった。
(IPC 2017年1月19日等)
(ひと言)
配達に関しては、越境Eコマース利用者の59%は送料無料サービスを利用しており、72%は配達に郵便事業体を利用しており、87%は配達サービス利用経験に満足していた。