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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2017.01.13

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  • フランス

フランス民間航空総局(DGAC)、ラ・ポストの定期的なドローン配達を承認

 ラ・ポストはドローンによる小包配達を特定の航路(距離15km)で週1回行う計画について、フランス民間航空総局(DGAC)の承認を得たと発表した。
 ヴァール県で行われるこの配達は、ラ・ポストの子会社DPDグループの2年間に及ぶ実験を経て実現することとなった。
 ラ・ポストのドローンは、サン=マクシマン=ラ=サント=ボームの配送ターミナルで小包を積んで離陸し、設定済みの航路15kmを飛んで、プリエールの配送ターミナルに着陸する。プリエールの配送ターミナルは、新興企業数十社が集まる地区のすぐ近くに設けられている。このドローンは、DGACの認可を受けた操縦者が制御することになっている。
(LaPoste 2016年12月15日等)

(ひと言)
 ドローンによる配達が、世界で初めて行われたのは2016年7月、場所は米国だった。しかし、ラ・ポストによれば、ドローンによる配達を定期的なサービスとして開始するのは同社が初めてだという。
一方、Amazonは2015年の夏から、英ケンブリッジでドローン飛行の試行を開始しており、2016年12月に、ドローンを用いた無人飛行による小包の配達サービス「Prime Air」の試行を、同地郊外で実施し、成功させている。
 ドイツポストDHLグループは、ドイツ航空管制社(Deutsche Flugsicherung: DFS)、ドイツテレコム、アーヘン工科大学(RWTH Aachen University)の共同研究プロジェクトに参加し、DHLパーセルコプター(DHL Parcelcopter)を使ってドローンの小包配達などへの活用を探っている。