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物流ワールドニュース

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2016.10.13

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  • ドイツ

ドイツポストDHL、1,000台目のストリートスクーターを導入

 ドイツポストDHLが自社製造の配達用電気自動車「ストリートスクーター(StreetScooter)」の導入を急ピッチで進めている。同社と環境相は8月末、1,000台目のストリートスクーターを導入したと発表した。環境省はドイツ国内でのカーボンニュートラルな配達を支援するため、ストリートスクーター1,000台の製造に合計約950万ユーロ(1台あたり9,500ユーロ)の補助金を支給してきた。
(Deutsche Post DHL 2016年8月23日等)

(ひと言)
 ドイツポストDHLは今年末までに2,000台にすることを目指しており、来年以降は年間製造台数を1万台に増やすことにしている。これらの車両の大半は社内で運用されるが、一部は社外向けに販売される可能性がある。ドイツポストDHLはストリートスクーターの社外販売先として、施設管理会社、塗装工事業者、配管工事業者、公益事業体などを想定している。
 ストリートスクーターは、アーヘンに本拠を置くストリートスクーター社(StreetScooter GmbH)が2011~2012年に製造を開始した。ストリートスクーターは2010年、80社以上の企業とアーヘン(Aachen)工科大学が開発に参加したプロジェクトからスピンオフされる形で設立。2014年12月にドイツポストDHLが買収した。