2016.10.13
DHL、中国の「一帯一路」インフラを活用して3つの運送線路を開通
DHLは、中国が推進している「一帯一路」のインフラを活用して3つの運送線路(日本-中国-ドイツ、成都-イスタンブール、ベトナム-中国-欧州)を開通、荷物運送の所要時間が14-22日になる。
DHLは2010年以来、「一帯一路」計画の展開に合わせて複数の中国都市において定期的鉄道貨物運送サービスを提供するとともに、同社の東南アジアにおける道路運送サービス、日本、台湾等における海運サービスと結び付けてきた。
(Deutsche Post DHL 2016年9月2日等)
(ひと言)
「一帯一路」は中国が国際貿易を開拓する大規模な計画であり、同計画が完成すれば、全国際貿易量の半分を占めることになる。
日本-中国-ドイツ間の海運及び鉄道運送業務は、具体的には、顧客に小口のLCL(Less than Container Load)サービスを提供、費用が空運標準価格の半分になる。