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　ポスティは、郵便物数の減少に伴う経費削減を進めるため、来年からファーストクラスとセカンドクラスの2種類のサービスを統合して、書状配達サービスを簡素化すると発表した。
　今回のサービス変更では、個人向けの2種類の内国書状（ファーストクラスとセカンドクラス）は統合されて1種類になるが、法人向けの2種類の内国書状（プライオリティとエコノミー）は変更されない。また、同社は国際書状についても、国際郵便規約に基づき、これまでどおりプライオリティ書状とエコノミー書状の2種類を扱うとしている。
（Posti 2016年6月3日等）

（ひと言）
　ポスティは、声明で、「手頃な料金を維持するため、書状サービスを合理化する。サービス変更後も、書状は1～2日後にあて先に届き、大多数の書状は翌日配達され、送達日数達成率は郵便法の規定を上回るだろう」と述べた。
　今回のサービス変更に伴い、ポスティは今年11月に無額面切手を導入することにしている。
　ポスティは、来年1月に開始予定の経費削減を目指したサービス改革の一環として、火曜の書状・雑誌配達を廃止する。火曜に配達されるのは、大半の新聞と、小包、速達書状、国際書状、医薬品だけとし、雑誌、広告郵便、書状、無料刊行物は、火曜には配達されなくなる（これらのうち、週前半に配達される必要のあるものはすべて月曜に配達される）。朝刊配達サービスは従来どおり提供される。