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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2016.01.01

  • ドイツ

ドイツポスト、ポストバスを利用した当日配達サービスを試行

 ドイツポストDHLグループは、自社の長距離バス事業ポストバス(Postbus)を利用した当日配達サービス「ポストバス・クーリエ(Postbus Courier)」の実証実験を行っている。
 現時点で「ポストバス・クーリエ」の料金は20ユーロに設定されており、バス乗り場の小包取扱店に持ち込んだ際に現金で支払う。
 実験サービスはベルリン-ハンブルク間で行われており、個人客も中小企業顧客も利用できる。
 同サービスは月曜~金曜に1日1回ずつ行われている。
(Deutsche Post 2015年12月7日等)

(ひと言)
 「ポストバス・クーリエ」の仕組みは単純で、荷主はネット上で作成した配送書類と小包(サイズは45 cm×35 cm×20 cm以下、重量は10 kg以下)をバス乗り場にある「ポストバス・クーリエ」取扱店に持ち込む。同店の係員は小包を袋に入れて封印し、ポストバスの安全な場所に積み込んで、輸送中の破損や盗難を防ぐ。受取人は、バスの到着地に自ら出向いて小包を受け取るか、指定した第三者(本人確認が必要)に受け取ってもらう。