2015.11.18
香港郵政、2016年1月から郵便料金改定
香港郵政は、郵便料金を2016年1月1日から改定すると発表した。
人件費や航空輸送費などのコスト増を受けた措置で、郵便物の重量とサイズにより料金を決定する仕組みを導入する。郵便料金は平均6.2％上昇する。
郵便物は、◇「小型書状（Small Letter：P）」＝サイズが長さ165ミリメートル、幅245ミリ、厚さ5ミリ以内、重さ50グラム以内、◇「大型書状（Large Letter ：G）」＝サイズが長さ305ミリ、幅381ミリ、厚さ20ミリ以内、重さ500グラム以内◇、「小包（Packet：E）」＝三辺の合計が900ミリ以内で、1辺が600ミリ以内、重さ2キロ以内の3種類に分類される。
（香港郵政 2015年10月15日等）
（ひと言）
現行の制度は、重量のみで料金を決定している。また、国際郵便では、今まで世界を2つの配送地区ゾーンに分けていたが、「ゾーン2」内のコストがかさむ地域を、新たな区分「ゾーン3」とした。
香港郵政はまた、各種手数料を2016年2月1日から引き上げるための郵政署規定の改正案を立法会に提出する見通しという。