[HTML]
H1

物流ワールドニュース

コンテンツ

海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

お知らせカテゴリー表示
国名等選択
お知らせ年度表示
掲載年選択
お知らせ表示

2014.12.01

  • 米国

【米国】USPSドナホー総裁、退任を発表。新総裁はメーガン・ブレナン氏

 USPSは11月14日、パトリック・ドナホー総裁が2015年2月1日に退任すると発表した。
 50億ドルを超える損失を抱え、土曜配達中止を含むコスト削減対策を巡る連邦議会との折衝も続くUSPSの指揮権は、初の女性総裁となる、USPS生え抜きのメーガン・ブレナン氏に引き継がれることになる。
 後任となるブレナン氏は、現在COOとして、郵便処理、輸送、配達、小売販売などUSPSの日常的業務を監督。日曜配達や配達状況追跡、予測可能性と信頼性向上といったイニシアチブを率い、業務の現代化に貢献したことを評価されている。
(USPS 2014年11月14日等)

(ひと言)
 ドナホー総裁は、USPSに新たな収入をもたらした新商品やEコマースの急成長を利用した小包戦略等を導入した。
 USPSは、9月30日に終了した前会計年度に5億6900万ドルの売上増を記録。しかし、通年の損失は55億ドルに上っている。
 ドナホー総裁は、まだやらねばならないことは残っているとし、「USPSは今、勢い付いており、たくさんの画期的なことを行い、サービスの改善を進めている」とする。
 USPSは、およそ49万1,000人の職員を抱える独立機関で、連邦政府からの補助金は受け取っていないが、議会の監督を受けている。