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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2015.06.05

  • フィンランド

【フィンランド】ポスティ、直営郵便局の大半を委託局に転換

 ポスティ(Posti: 旧イテラ)は顧客のニーズの変化に合わせ、サービス網の改編を発表した。すでに郵便局(Outlet)の90%以上にあたる800局近くがパートナーにより運営される委託郵便局となっているが、委託郵便局にすることで、営業時間の延長や週末営業などのサービス提供が容易になる。
 ポスティは、現在残っている直営郵便局98局の大半も委託郵便局に転換する一方、サービス網の総数は2017年までに、現在の1,400から1,500に増やすことを計画している。サービス網には、郵便局(直営、委託)の他、小包窓口(parcel point)、企業窓口(corporate service point)及び集配窓口(pickup point)が含まれる。
(Posti 2015年4月23日等)

(ひと言)
 チェコ・ポストでも全国約3,200の郵便局のうち、2,500局を委託郵便局「ポスタ・パートナー(Posta Partner)」に転換し、700局を直営局として残すという長期目標を掲げており、2015年は60局を「ポスタ・パートナー」に転換することをめざす。
同社によれば、現在チェコ国内の委託郵便局の割合は1.5%で、欧州では最低レベル。ドイツは100%、オーストリアでは71%の郵便局が委託局化されているという。