2013.11.28
【UPU】郵便事業体向けのカーボンオフセット制度を設置
UPUが、世界の郵便事業体のための新しいカーボンオフセット(炭素相殺)制度を設ける。
この制度は、加盟事業体による郵便輸送・配達活動の環境影響を軽減するプロジェクトに出資する基金の形をとる。
業界で実施されている他のカーボンオフセット制度とちがい、この制度は、発展途上国の事業体の低炭素型郵便送達プロジェクトに出資する。
新制度の基金は11月中にスイスで登録される予定で、仏ラ・ポストやスイス・ポスト、タイ・ポストなど10事業体が設立メンバーとなる。
(UPU 2013年11月14日等)
(ひと言)
新しい基金が出資するプロジェクトの選定には、UPUが毎年作成する温室効果ガスインベントリが活用される。UPUは以前から、環境フットプリント(環境にかかる負荷)を減らす方法についての郵便事業体への助言を行っている。