2014.01.31
【ロシア】急送便各社、通関規則変更を理由に個人向け小包配達を中止
FedExはロシアで新しい通関規則(※ロシアの個人客向けの出荷物に対し、「個人客用税関申告手順(Individual Passenger Customs Declaration Process)」のみを認め、急送便会社の申請手順は認めない)が導入されたことを理由に、同国での個人向け配達業務を一時中止すると発表した。これは同社だけにとどまらず、すべての国際急送便会社に影響する。
なお、この業務中止は個人向け配達のみに適用され、企業間配達には影響しない。
(FedEx 2014年1月25日等)
(ひと言)
FedExを含むDHL、ポニー・エクスプレス(Pony Express)、TNT、UPSなどロシア国内外の配達会社が加盟する急送便会社協会(Association of Express Carriers)は1月24日、「国際小包の通関要件が厳格化されたことから配達遅延が起きており、加盟各社は個人客への配達サービスの中止を余儀なくされつつある」声明を発表した。