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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2014.06.04

  • フィンランド

【フィンランド】イテラ、郵便事業部門と物流事業部門の統合を決定

 イテラ(旧フィンランド・ポスト)は、郵便事業部門と物流事業部門とを統合して組織構造を簡素化し、経費節減と顧客重視の徹底とを図る。
 2015年1月から、フィンランド国内外の北欧市場で営業するイテラ、ロシアで物流事業を行うイテラ・ロシア(Itella Russia)、金融サービスを行うオーパスキャピタ・グループ(OpusCapita Group)の3事業体制で営業する予定であると発表した。
この組織改革を、イテラは、新展望および戦略の一部と説明し、グループ組織を簡素化して、顧客重視を改良し、管理コストの節約を達成することを目指す。
 イテラは現在、イテラ・メールコミュニケーション、イテラ・ロジスティクス、イテラ・ロシアおよびOpusCapita の4つの事業グループで構成されている。
(itella 2014年4月30日等)

(ひと言)
 イテラは郵便物の急速な減少を受け、今秋3か月間、大量差出郵便物の配達日数を現行の週5日から週4日に減らす実験を行う。ただし、新聞と小包、そして法律上ユニバーサル郵便サービスと定義される郵便物は、これまでどおり週5日配達される。
 EUはユニバーサル郵便サービス事業者に週5日配達を義務づけているが、フィンランドの郵便法は、企業が法人向け料金で差し出す広告郵便物や雑誌をユニバーサルサービスの定義に含めていない。