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　仏ラ・ポストとスイス・ポストは12月21日、国際郵便事業を協力して行う計画を発表した。
　両社は2012年、ラ・ポスト・グローバル・メール（La Poste Global Mail）とスイス・ポスト・インターナショナル（Swiss Post International）が行ってきた国際郵便事業を統合して、この事業（ユニバーサルサービスを除く）を行う合弁会社を折半出資で設立し、新会社の本拠をベルンとパリに置くことにしている。
　この計画は、すでに両社の取締役会の承認を得ているが、今後、関係当局の承認を得なければならない。
（Swiss Post 2011年12月21日等）

（ひと言）
　この計画は、国際郵便市場での競争力を強化して、ドイツ・ポストなどの巨大事業者に対抗することを狙っている。両社の国際郵便事業には地理的な補完性があるという。
　この統合により、中期的にはある程度の人員削減が行われる可能性があるが、スイス・ポストでは、解雇を避けるため、あらゆる手段をとることになるだろうとしている。