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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2014.02.28

  • ロシア

【ロシア】FedEx、ロシア向けB2Cサービスを再開

 FedExは2月17日、ロシアのB2C利用者向けサービスを再開すると発表した。これは、ロシアの税関当局との、ロシア国内の個人顧客向けに電子商取引の簡素化した電子決済を実施する協定に従って再開するもの。
(FedEx 2014年2月17日等)

(ひと言)
 1月前半に発効したロシアの新税関規制は、国際急送便会社に消費者あての小包の一括申告を認めず、より詳細な輸入書類を作成するよう義務づけた。また、外国のウェブサイトで買い物をするロシア人は、パスポートや商品購入に使ったクレジットカードのコピー、注文した商品の詳細と写真など、高度の個人情報を提供しなければならなくなった。そのため、DHLとフェデックスはロシアの消費者への注文品の配達を一時的に中止していた。
 しかし1月末、ロシア連邦関税局(Russian Federal Customs Service)は急送便各社との緊急会議で、重量が10キログラム以下で価格が200ユーロ以下の品物であれば、個人は引き続き国際小包を無関税で輸入できるとすることに同意した。
これを受けDHLも1月29日、同国あての配送を再開すると発表している。