2013.07.03
【米国】USPS、エクスプレスメール・ブランドを廃止し、プライオリティメール・ブランドへ統合
USPSは7月28日より、エクスプレスメールを「プライオリティメール・エクスプレス」に改称する。エクスプレスメール・インターナショナル(EMS商品)は、「プライオリティメール・エクスプレス・インターナショナル」と改称される。
「プライオリティメール」の高いブランドイメージを活用することが狙いで、サービスの主な内容自体は現行のエクスプレスメールから変化はない。
郵便規制委員会 (PRC) は5月にエクスプレスメールの改称を承認している。
(PRC 2013年5月13日、USPS HP等)
(ひと言)
USPSのサービスで最も迅速な配達を行うにも関わらず、近年売上、量ともに減少しているエクスプレスメール・サービスを、知名度が高いプライオリティメールに改称することで認知度を上げようというもの。
オンライン小売販売業者に国際配送の選択肢の1つとして同サービスを売り込もうという考えもあるという。
また、USPSはプライオリティメールに自動的に保険が含まれることも申請しており、承認された場合、料金支払い方法に応じて、50ドルまたは100ドルの保険がかけられることになる。