2013.08.30
【スウェーデン、デンマーク】ポストノルド、第2四半期・上半期共に好決算
ポストノルド(PostNord: スウェーデン・ポストとデンマーク・ポストの持株会社)は8月27日、郵便事業の経費削減と物流事業の好業績とのおかげで、今年の第2四半期と上半期の決算は好調だったと発表した。
上半期(2013年1~6月)の収入は1%増の196億スウェーデン・クローナ、営業利益は32%増の2億4,900万スウェーデン・クローナ、純利益は前年同期の倍近い1億500万スウェーデン・クローナとなった。
(PostNord、CEP Research 2013年8月27日等)
(ひと言)
取扱数は、スウェーデンとデンマークの両国で減少を記録した。こうした傾向が続く中、いっそうの経営合理化と国内郵便規則の変更が必要になっていると、同社は述べている。同社は現在、経営戦略「ロードマップ・ポストノルド2015(Roadmap PostNord 2015)」のもとで、潜在的費用ベースを今年1年間に約10億スウェーデン・クローナ削減することを目指して、さらなる経費削減を進めている。