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　オーストラリア・ポストは、「赤色」の郵便事業部門と「青色」の小包・急送便事業部門への大規模な組織再編計画、および本社従業員を900人削減する計画を発表した。
　同社は伝統的な郵便事業の赤字と電子商取引小包市場向の拡大とに対応するための大胆な改革の必要性を強調した。
　将来、「オーストラリア・ポスト」事業部門は伝統的な赤色のロゴを用い、既存の小売・通信管理サービス部門を統括する。
　また、新しい「スタートラック（StarTrack）」事業部門はオーストラリア・ポスト・グループの様々な小包・急送便サービス（電子商取引物流やサプライチェーン、小包配達サービスなど）を統括し、青色のロゴを用いる。「スタートラック」の商標は、2012年にオーストラリア・ポストが完全子会社化したB2B（企業間）急送便事業のもの。
（Australia Post 2014年6月10日等）

（ひと言）
　オーストラリア・ポストによれば、これら2事業部門は「ぜい肉のない本部組織によって支援される」という。管理職や事務職など約900人が今後12か月間に削減される予定で、その大半はメルボルンの本社の従業員となる。
オーストラリア・ポスト・グループの本社では約4,000人が働いている。