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物流ワールドニュース

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2011.10.07

  • アジア

【アジア】TNTエクスプレス、中国・東南アジア道路輸送網を統合

 TNTエクスプレス(TNT Express N.V.、本社:オランダ・アムステルダム)は9月、1年の試験期間を経て、中国・東南アジア地域の道路輸送網の統合を完了した。
これにより、業界で唯一のアジア全域を網羅する定期的な日付指定道路輸送網(中国、ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、マレーシア、シンガポール)が構築され、中国と東南アジア間の製品の配送が拡充されることとなった。
 この道路輸送網により、中国と東南アジアの顧客はトラックによるドア・ツー・ドアの輸出入貨物配送サービスが利用可能となる。
(TNTエクスプレスHP 2011年9月21日等)

(ひと言)
 TNTエクスプレスが2005年に着手した国際的な『アジア道路輸送網(Asia Road Network: ARN)』とTNT Hoau(TNT華宇※TNTエクスプレスの100%出資中国子会社)が運営する中国国内の日付指定道路輸送網の2つを統合させたもの。
 これにより、TNTエクスプレスは、中国の広州からベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、マレーシア、シンガポールの127の仕向地に2~5日で荷物を輸送できるようになった。
 TNTは、道路輸送は航空輸送より1~3日多く日数がかかるものの、コストを最大50%抑えることができるとしている。