2014.10.01
【ドイツ】ドイツテレコム、DHLなどと共同で小包保管箱の利用実験を計画
受取人の不在時に配達員が安全に小包を置いていける新しい小包保管箱の利用実験を、ドイツテレコムが行う。
同社はDHLおよびネット通販会社ザランド(Zalando)と共同で、2015年にベルリンでこの実験を開始する。
新しい小包保管箱「パケットバトラー(PaketButler)」は折り畳み式で、配達予定日に受取人が玄関ドアの外に置いていったこの箱に、DHLの配達員が小包を入れ、鍵をかける仕組みになっている。
ドイツテレコムは「パケットバトラー」の供給元および使用許諾者となり、製品の製造販売はフェルドジェックス(feldsechs)という別会社が行う。
(Deutsche Telekom 2014年9月10日等)
(ひと言)
この新しい配達オプションは、特に、DHLが提供する常設型の小包保管箱「DHLパケットカステン(DHL Paketkasten)」を置くスペースのない集合住宅のために開発された。
ドイツテレコムによれば、「パケットバトラー」は「モノのインターネット(Internet of Things: IoT)」の開発の一環として、同社とハイブ・イノベーション・デザイン(Hyve Innovation Design)社が共同で考案した。