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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2014.04.04

  • 米国

【米国】4つの郵便労組が連合組織を発足

 全米郵便配達員協会(NALC)、米国郵便労働者組合(APWU)、全米郵便処理担当者協会(NPMHU)、全米ルーラル地域郵便配達員協会(NRLC)の郵便労組4団体は3月、「郵便労組連合 (Postal Union Alliance」の発足を宣言。労組が、USPSによる『前代未聞の攻撃』に対抗して、結束してロビー活動を進めることを発表した。
 労組は、この『前代未聞の攻撃』は連邦議会によって人為的に生み出されたUSPSの財政危機に起因すると指摘しているが、これは、USPSに課された将来退職者医療手当基金の積立義務を指す。
(全米郵便配達員協会(NALC)、米国郵便労働者組合(APWU) 2014年3月11日等)

(ひと言)
 郵便労組連合は発足宣言で、郵便施設の閉鎖やサービス品質基準の引下げ、「優れた雇用」の損失など、USPSが財政回復に取っている対応を批判。
 連合として、週6日配達の維持、サービス品質基準や郵便処理施設、あらゆるコミュニティでフルタイムに郵便サービスを完全提供する郵便局の復活を求めていくとし、USPSが金融サービスなど新たなサービスの提供に乗り出すべきともしている。
 同連合は、業務の外部発注は民営化を後押しすると反対。さらに、事前区分に対する過剰な料金割引も批判している。