2014.04.04
【IPC】IPC、170のEMS運営事業体向けにGCSSの提供を開始
世界中の約170のEMS運営事業体が、営業成績と顧客サービスの向上につながる国際郵便機構(International Post Corporation:IPC)のシステムで結びつく。
IPCによれば、同機構は「グローバル・カスタマー・サービス・システム(Global Customer Service System: GCSS)」を2014年3月から170のEMS運営事業体に提供し始めた。IPCはこのシステムを2013年7月から同機構のE-パーセル・グループ(IPC E-Parcel Group: EPG)の加盟事業体に提供し、同じく11月にはプライム(PRoduct IMprovement E-commerce: PRIME)向けにも提供している。
(IPC 2014年3月12日等)
(ひと言)
グローバル・カスタマー・サービス・システム(Global Customer Service System: GCSS)は、郵便の顧客サービス部門間の情報交換(the exchange of enquiries)を可能にするwebベースのアプリケーション。これは、適切なデータ提供や確実な応答、及び郵便物と質問の状況についての情報に積極的に交信する様々な手段に重点を置き、競争反応の目標に基づいた正式なワークフローを含んでいる。
プライム(PRoduct IMprovement E-commerce: PRIME)は、IPCが調整する付加価値書状サービス(速達、書留、保険付等)の開発・向上を目的としたイニシアチブ。現在、プライムには110以上の郵便事業者が参加している。