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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2015.03.04

  • フランス

【フランス】ラ・ポスト、SCNFと提携して駅構内に小包取扱店を設置

 ラ・ポストはフランス国鉄SNCFと提携して、駅構内に小包取扱店と自動小包受取装置を設置するプロジェクトを進めている。
 同社は現在、パリ大都市圏の3駅(エルモン・オーボンヌ駅、エヴリー・クールクロンヌ駅、サン・ラザール駅)に小包取扱店「ピックアップ・ストア(Pickup Store)」を設置する実験を進めている。
 これらの店舗には、乗客が列車の待ち時間を過ごせるラウンジスペースや、ワインとチョコレートの売店が設けられている。クリーニング店や靴修理・合鍵作成店も計画されている。
 ラ・ポストはまた、パリ大都市圏の駅に小包受取ロッカー「ピックアップ・ステーション(Pickup Station)」110台を設置済みで、2015年末までにさらに500台を全国の大都市に設置し、2016年末までに合計1,000台とする計画を進めている。
(La Poste 2015年2月10日等)

(ひと言)
 ラ・ポストは2009年11月に、急送便子会社ジェオポスト・グループを通じて、小包取扱ネットワーク会社「ピックアップ」を買収し子会社化した。
 「ピックアップ」社のネットワークは現在、このピックアップ・ストア3店舗とピックアップ・ステーションに加え、代理店である小売店の小包取扱店により、全国の7,350拠点で構成されている。
 SNCFはラ・ポストとの提携を、全国の3,000駅を修復・改良する計画の一環と捉えている。