2011.09.01
【スイス】スイス・ポスト、書状配達事業の将来性を調査
スイス・ポストが行った調査によれば、インターネットによる通信が普及していても、商業分野での書状の未来はまだ明るい。
調査によると、請求書や明細書などの商用通信を引き続き郵便で受け取りたいという回答した人は4分の3を占めた。こうした書面を紙で受け取りたいと答えた人は、催促状で76%、請求書で71%、明細書で67%にのぼった。
この調査結果を受け、スイス・ポストは、「書状配達事業は、今後も長期にわたり当社を支える大きな柱であり続けると“確信”した」と述べた。
(Swiss Post 2011年8月11日等)
(ひと言)
スイス・ポストは、市場調査会社GfKスイス(GfK Switzerland)とポリクエスト(Polyquest)に委託する形で、2010年秋から2011年夏にかけて国内のフランス語・ドイツ語圏の個人・法人計1,600人を対象に調査を行った。