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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2011.09.01

  • カナダ

【カナダ】カナダ・ポスト、2010年度年次報告書を公表

 カナダ・ポストは2011年8月17日、例年より遅れて2010年度年次報告書を公表した。中核事業の利益が前年比で27%減少した。
 2010年度(2010年1~12月)、書状取扱数は4.5%減り、書状配達事業の利益は2億3,300万カナダ・ドルに減少した。
 このほか、請求書や明細書などの商取引関連郵便物(transactional mail)の取扱数も4%、小包取扱数も2.8%、それぞれ減少した。
 2010年の郵便物総数は1.8%減となり、同年1年間にカナダ・ポストでは、従業員6万9,000人が106億通の郵便・小包・広告を1,500万超の世帯・事業所に配達したことになる。
 ダイレクトメールの取扱数は、ほぼ横ばいの0.1%減で、景気後退前の水準には戻らなかった。
 2010年度のカナダ・ポスト・グループの連結収入は、主に料金値上げのおかげで1.9%増の75億カナダ・ドルとなった。グループの連結純利益は4億3,900万カナダ・ドルだった。
(Canada Post 2011年8月18日等)

(ひと言)
 カナダ・ポストが過半数株を保有する急送便会社ピューロレーター(Purolator)は、収入を2009年度より4.1%増やし、カナダ・ポストの利益に7,200万カナダ・ドル(2009年度より1,900万カナダ・ドル増)の貢献をした。
 カナダ・ポストの物流事業部門の収入は、2009年度より200万カナダ・ドル少ない1億4,900万カナダ・ドルだった。