国産AIモデル活用で全国民に無料のAIチャットボットとAIエージェントサービスを提供する国家プロジェクト「みんなのAI」の事業者選定結果が8月28日に発表された。このプロジェクトの公募に通信キャリアやITサービス等の企業連合コンソーシアム6者が名乗りを上げていたが、今回、モバイルキャリアのSKテレコム率いるコンソーシアム、インターネットサービス大手カカオのコンソーシアム、総合通信キャリアKTのコンソーシアムの3者がプロジェクト遂行機関に選ばれた。総合通信キャリアのLG U+はカカオコンソーシアムに加わっており、独自LLMやAIエージェントのノウハウがあるキャリア3社がすべてプロジェクトに加わることになった。このプロジェクトは李在明政権の政権課題「世界でAIを最も活用する国実現」の目玉プロジェクトであり、このプロジェクトに選定されることが、国を代表するAI企業・サービスとしての地位も確立できる。そのため、有力企業が最終段階までどのコンソーシアムに参加するかを公募〆切直前まで見極めるという駆け引きもあった。選定された3者は今年はGPU B200を512枚政府支援として供給され、2027年からは政府予算を通じて一般向けサービス提供に必要な費用を支援される。9月に科学技術情報通信部と3者の協約締結後βサービスを開始し、年内にサービスが正式にスタートする計画。韓国は世界でAIトップ3国入りを目指し、国のプロジェクトを通じて国民のAI活用力の底上げも図る。事業者選定からサービス開始までの期間が大変短いことも韓国の特徴であるが、今後のプロジェクトの成果を見守りたい。
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