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ICTワールドニュース

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2026.06.11

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【米国】スペースX、新規株式公開を正式申請

スペースXは5月20日、証券取引委員会に新規株式公開(IPO)の登録届出書を提出した。同社は早ければ6月12日にも、「SPCX」のティッカーシンボルでナスダック市場へ上場する計画で、上場後もイーロン・マスク氏がCEO・CTO・取締役会会長を兼務し、85.1%の議決権を維持する見通しだ。現地報道によれば、調達額は750億ドル、時価総額は1兆7,500億ドルに達する可能性があり、実現すれば史上最大規模のIPOとなる。24年前にロケット打ち上げ会社として設立された同社だが、現在は地球低軌道(LEO)衛星通信サービス「スターリンク」を中核事業としている。スターリンクは2025年に110億ドルの売上を計上し、全社売上の過半を占めた。

一方、今年2月に同社AI部門に吸収合併されたAI企業のxAIは、2025年に32億ドルの売上高に対し、63億5,000万ドルの営業損失を計上した。売上成長率は約22%にとどまり、他のフロンティアAI企業と比べても低水準となっている。祖業であるロケット打ち上げ事業では、全段再使用を前提とする次世代超大型ロケット「スターシップ」の開発が最大の焦点となる。2026年後半には商用ペイロードのLEOへの投入開始を予定しており、将来的には数十万トン規模の物資輸送能力を活用して、スターリンク衛星の大量打ち上げ、火星探査、さらには軌道上AIデータセンターの構築などを視野に入れる。

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