FCCは12月18日、AWS-3帯(1695-1710MHz、1755-1780MHz、2155-2180MHz)を対象とする周波数オークション(オークション113)を2026年6月2日に実施すると発表した。FCCによる周波数オークションの実施は2022年以来となる。今回のオークションでは約200件の免許が売りに出される見通しで、その大半はエコスターが返還した免許である。同社の子会社は2014年のAWS-3帯オークションで免許を落札したものの、中小企業向け優遇措置の適用資格を満たしていなかったとして、FCCが返還を求めていた。返還された免許の評価額は約33億ドルとされており、今回のオークションにおける落札総額がこの金額を下回った場合、エコスターが差額を負担する仕組みとなっている。 FCCの周波数オークション実施権限は2023年3月に失効していたが、2025年7月に成立した予算調整措置法である「一つの大きな美しい法(One, Big, Beautiful Act)」により復活した。ただし、今回のAWS-3帯オークションについては、中国製通信機器の撤去・交換を進める「リップ&リプレイス」プログラムの財源確保を目的とする単発的措置として、2024年末の時点で例外的に承認されていた。
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