NVIDIAは9月22日、オープンAIとデータセンター構築の協業に向けた意向表明書を交わしたことを発表した。NVIDIAによる最大1,000億ドルの投資と半導体の供給を受け、オープンAIが10ギガワット規模のAI開発向けデータセンターを構築する。投資の詳細は非公表だが、両社は今回の取組みを「超知能(superintelligence)」の実現に向けた足がかりとして位置づけており、NVIDIAのジェンスン・ファンCEOは「歴史上最も巨大な計算インフラの計画だ」と説明している。超知能をめぐってはメタも数千億ドルの投資を表明しており、AI開発競争は激しさを増しつつある。なお、NVIDIAは同月18日、インテルへの50億ドルの出資も発表していた。両社はパソコンやデータセンター向けの半導体開発で協力することで合意している。
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