[HTML]
H1

ICTワールドニュース

コンテンツ

研究員が日々収集・作成する情報の中から、現在日本での関心度が高いと考えられる、米・欧・アジアをはじめとした世界の主要なICT関連ニュースをセレクトして定期的にホームページに掲載していきます。

お知らせカテゴリー表示
国名等選択
お知らせ年度表示
掲載年選択
お知らせ表示

2025.09.17

  • ICTワールドニュース
  • 米国

【米国】トランプ大統領がデジタル税を廃止しない国には追加関税を課すと主張

トランプ大統領は8月25日、SNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、デジタル税、デジタルサービス関連法、デジタル市場規制はいずれも米国の技術を不当に差別し、損害を与えるものだと主張した。大統領は、こうした差別的措置を撤廃しない国に対して、大規模な追加関税を課すとともに、米国の技術や半導体の輸出制限を導入する方針を明らかにした。デジタルサービス税は現在、数十か国で導入されており、世界有数の大規模テクノロジー企業のみを対象としている。その対象にはメタ、アルファベット、アマゾンなど米国企業が多く含まれているのが実情である。トランプ大統領はまた、米国企業を標的としているとみなすEUの「デジタルサービス法(DSA)」や「デジタル市場法(DMA)」にも強い不満を示している。トランプ大統領は以前から貿易交渉において各国にデジタルサービス税の撤廃を求めてきている。この問題は交渉合意の成否を左右する重要な争点となっており、カナダとの交渉では同税が施行直前に撤廃された経緯がある。また、デジタルサービス税に対しては、トランプ政権だけでなく、米国議会でも民主・共和両党から批判が上がっている。

米国・政策に関する詳しい情報はこちらへ