個人情報保護委員会が8月27日、ハッキングにより大規模個人情報流出事故を起こしたモバイルキャリア最大手SKテレコム(SKT)に対し、歴代最大規模の課徴金1,347万9,100万ウォン(約148億円)と過怠料960万ウォンの賦課を決定した。全般的なシステム点検及び安全措置強化、全社的な個人情報ガバナンスシステム整備等の再発防止に向けた是正措置も決定した。今年4月のSKTのハッキング被害で利用者2,324万人の携帯電話番号、加入者識別番号(IMSI)、SIM認証キー(Ki、OPc)等25種の情報流出が確認された。SKTは全顧客のSIM無料交換対応のため約2か月間新規顧客募集停止など、事故の影響は過去最大規模でもあった。SKTの個人情報保護法違反事項として、安全措置義務違反、個人情報保護責任者指定及び業務遂行不備、個人情報流出通知遅延等が挙げられている。
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