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ICTワールドニュース

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2025.04.18

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【韓国】サムスンウォレット、住民登録証スマホ搭載民間アプリ第一号に

今年3月の住民登録証スマホ搭載(モバイル住民登録証)全国サービス開始に引き続き、民間アプリとしては初めてサムスンウォレットでも4月7日からモバイル住民登録証サービスを開始した。住民登録証は17歳以上のすべての国民が持つ基本的な身分証で、日本のマイナカードよりも幅広い本人確認等で利用される。サムスンウォレットは既にモバイル国家報勲章登録証にも対応している。

身分証スマホ搭載は行政安全部の「デジタルプラットフォーム政府実現計画」の目玉施策である。政府が提供する公的身分証アプリと並行し、幅広く利用される複数の民間アプリへのサービス開放も進めていることが特徴である。その一環として、サムスン電子は2023年秋に政府と業務協約を結びGalaxyスマホへの搭載準備を進めてきた。サムスンウォレットでのモバイル住民登録証利用手続きは、まず、住民センターで発行する実物のIC住民登録証が必要。IC住民登録証をスマホに当てNFC機能で発行するプロセスを経る。モバイル身分証にはブロックチェーンを使用する。個人情報等データはモバイルセキュリティソリューションSamsung Knoxで端末内の隔離されたセキュリティ領域TrustZoneに保存される。サムスンウォレットはモバイル身分証のほかにカード決済、交通カード、会員ポイント、クーポン利用、電子証明書発行等の機能がある。

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