2024.10.25
【ブラジル】ブラジル連邦最高裁判所の承認を受けてXのサービスが再開
ブラジル連邦最高裁判所は、10月8日、Xが同裁判所の決定に抵抗する方針を撤回し、決定に従ったことを受け、同社のサービス再開を承認したことを発表。同裁判所のアレクサンドル・デ・モラエス判事は、Xがサービス再開のための全要件を満たしていると判断し、ブラジルの電気通信規制当局であるAnatelに対して、24時間以内にXがオンラインに復帰できるように措置を取ることを命じた。Xは、グローバルアフェア・アカウントを通じたXへの投稿で、ブラジルでのサービス再開を報告し、サービスを提供している国の法律の範囲内において、今後も言論の自由を守り続けていくと述べている。Reutersによると、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は当初、最高裁判決に対して強硬に姿勢を示していたが、最近になって態度を軟化させ、Xは裁判所が問題を指摘するアカウントの凍結、現地法人責任者の任命、罰金の支払いを開始していた。