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オーストラリア政府は9月12日、深刻で有害な誤情報および偽情報への対策強化を目的として、通信メディア庁（ACMA）にデジタルプラットフォームの責任を追及する新たな権限を付与する法案を提出する意向を明らかにした。この法案「2024年通信法改正（誤情報および偽情報対策）法案（Communications Legislation Amendment（Combatting Misinformation and Disinformation）Bill 2024）」は、ACMAに誤情報・偽情報対策に関する諸権限を与える一方、デジタルプラットフォームにはオンライン利用者に対する透明性確保を義務付けるものである。また、この法案は現行の通信産業による自主的な行動規範を補完する役割を果たし、通信産業が誤情報・偽情報の脅威に十分に対応できない場合にACMAが強制的な措置を取ることを可能にする。ACMAは個々のコンテンツやユーザアカウントに直接介入することはなく、対策の主体はデジタルプラットフォームにある枠組みである。