AI向け半導体スタートアップのグラフコア(Graphcore)は、7月11日、ソフトバンクグループ(SBG)に買収されたと発表した。SBGの完全子会社となり、グラフコアの社名で事業を継続する。グラフコアは、AIの演算処理を高速化するインテリジェンス・プロセッシング・ユニット(IPU)の開発を手掛ける。ブリストルに本社を置き、ケンブリッジ、ロンドン、グダニスク、新竹にオフィスがある。SBGは、半導体とAI分野への投資を強化しており、英国の関連企業買収は、半導体設計企業アーム(ARM)に続くものとなる。
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