マイクロソフトは6月3日、日立製作所と生成AI分野での戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。今後3年間で数十億ドル規模の協業を行う。具体的には、「Azure Open AI Service」や「GitHub Copilot」といったマイクロソフトのAIソリューション群を日立の企業DX推進支援ソリューション群「Lumada」に統合し、顧客企業に提案する。また、マイクロソフトが提供する研修を通して、日立社内のAI活用やAI人材育成も進める。日立は2024年度に3,000億円を生成AIに投資する予定。5月末にはグーグルとの提携も発表しており、同社AI技術を使って企業の課題解決を支援する事業部門を新設する計画である。一方、マイクロソフトはアジアにおける投資を強化しており、これまでにマレーシアでクラウドとAIインフラに22億ドルを投資する計画を発表したほか、インドネシアやタイでも同様の投資を計画している。
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