オープンAIは5月13日、対話型AI「ChatGPT」の基盤技術となる新型AIモデル「GPT-4o」を発表した。従来モデルよりも処理スピードが向上したGPT-4oでは、ヒトと同じ反応速度（平均320ミリ秒）での音声会話ができ、シーンに応じて声色を変えるなど、より自然な会話が可能になった。また、文字や画像の認識能力も向上したため、スマートフォンのカメラを使って手書きの文字やヒトの表情を読み取ったりすることもできる。GPT-4o搭載後もChatGPTの基本料金は据え置く。これまで有料プランでのみ可能だったブラウズ機能（ウェブから最新情報を取得・表示する機能）が無料プランでも利用可能となったが、ミラ・ムラティ同社CTOは広告販売で無料ユーザから利益を得るつもりはないと説明している。
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