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ICTワールドニュース

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2024.04.03

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  • 韓国

【韓国】Galaxy端末に運転免許証等モバイル身分証搭載開始

Galaxy端末のモバイル決済アプリ、サムスンPayにモバイル身分証が3月20日から搭載され、アプリの名称も「サムスンウォレット」に変更してリニューアルされた。サムスンPayに搭載可能なモバイル身分証はモバイル運転免許証とモバイル国家報勲登録証の2種。

韓国政府は運転免許をはじめとする身分証スマホ搭載を進めている。国の専用アプリだけでなく、一般の活用度が高い通信キャリア等の民間アプリへのサービス開放も進めており、今回もその一環。モバイル運転免許証スマホ搭載は国アプリのほかに、既に民間アプリの通信キャリア3社共通認証アプリ「PASS」に搭載されている。なお、民間アプリへのモバイル身分証搭載は現在、規制サンドボックスを通じた臨時サービスの位置づけであり国アプリに比べ機能が限定される。そのため、今後法的根拠を整備しながら民間アプリのモバイル身分証も機能拡大を進め、公共サービス連携により革新的なサービス創出ができるようにする。モバイル運転免許証は身元確認が必要な公共・金融機関や4月の国会議員選挙でも有権者の身元確認で利用可能。モバイル身分証の個人情報はモバイルプラットフォームのSamsung Knoxで保存される。

サムスンウォレットはモバイル決済やATM使用のほか、チケット、メンバーシップ、クーポン、デジタルキー、モバイル身分証、搭乗券、デジタル資産、電子証明書発行等様々な機能を提供。サムスン電子は3月20日から順次アプリのアップデートを行いサムスンウォレットにアプリを更新する。

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