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米国、英国、オーストラリア、カナダ、日本の関係政府機関は10月5日、電気通信に関する多国間協力枠組みとして「電気通信に関するグローバル連合（Global Coalition on Telecommunications：GCOT）」を結成したことを発表した。GCOTは、電気通信分野のサプライチェーン多様化やオープン・ネットワーク・アーキテクチャ、電気通信政策の主要分野における広範な国際的コンセンサスの確立、イノベーションと成長機会の促進など、メンバー各国が共有する優先事項について、協力と連携を強めていくことなどを目的としている。米国からは、商務省国家電気通信情報庁（NTIA）が国務省サイバースペース・デジタル政策局の支援を受けて、GCOTへの参加を主導する。その他、各国の関係政府機関は以下の通り。

＊英国：科学・イノベーション・技術省（DSIT）
＊オーストラリア：インフラ・交通・地方開発・通信・芸術省（DITRDCA）
＊カナダ：イノベーション・科学・経済開発省（ISED）
＊日本：総務省

NTIAのアラン・デビッドソン長官は、GCOTが国境を超えた機会や課題に対応していく上で役立つとし、メンバー国がこれまで以上に協力を深めることで、安全で多様性に富んだ弾力性のあるイノベーティブな通信ネットワークを世界中で推進できると述べている。