大手通信事業者のボーダフォン・グループとスリーUKを所有するCKハチソンは、両社の英国事業を統合することで合意した。統合後の事業はボーダフォンが51％、CKハチソンが49％を保有予定。現金による対価の支払いはなく、事業統合完了時に債務の差額を調整する。今後10年間で110億ポンド（1兆9,580万円）を英国に投資、5Gスタンドアロンネットワークで英国人口の99％以上をカバー、2034年までに平均データ速度を最大6倍にする。また、2030年までに82％の世帯にモバイルホームブロードバンドを提供する計画。英国モバイルサービス市場第3位のボーダフォンUKと第4位のスリーUKの合併により、O2 UK、EEを超え、市場第1位のキャリアが誕生することとなる。現状両社の5Gサービス加入者数を合計すると約870万となる。本合併は、競争市場庁（CMA）および株主の承認を得た上で、2024年末までに完了する予定である。
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