運転免許証や公務員証に次いで、あらゆる身分証のスマホ搭載を進めている韓国では、今年後半から住民登録証のスマホ搭載も実現している。今年7月に住民登録法が改正されたことで、身元確認の際にモバイルアプリでのサービスが実物の住民登録証と同一の効力を持つようになった。法的根拠が整備されたことで、通称モバイル住民登録証はまず、電子政府アプリ「政府24」を通じて住民登録証モバイル確認サービスとして提供を開始。さらに、11月10日からモバイルキャリア3社の共通認証アプリ「PASS」でもモバイル住民登録証の利用できるようになった。このサービスでは、カード形式の住民登録証が無くてもモバイルアプリで身元確認ができる。PASSでのサービスは、リアルタイムで一人1端末のみで認証できるポリシーを適用。行政安全部では、今回のPASSを通じたサービス開始は、公共サービスを民間に開放してアクセスと利便性を改善した好事例としている。今後も民間プラットフォームで便利に使えるように公共サービス開放範囲を拡大する方針。
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