科学技術情報通信部が10月6日、5者に5G特化網（ローカル5Gに相当）免許を発行した。中堅通信事業者の世宗テレコムと通信ネットワーク運営事業者KT MOS北部の2者が周波数割り当て及び基幹通信事業登録を完了し、海軍、韓国電力、KTが周波数指定を受けた。周波数割当ては通信事業者が他者へのサービス提供をするための周波数利用で、周波数指定は周波数割り当てを受けた機関の自主業務のための周波数利用。5G特化網周波数割当てを受けた事業者は合計7社となり、周波数指定を受けた機関は今回が初めて。
5G特化網は、ロボット車両制御やAI活用航空管制、デジタルツインによる発電所管理、産業現場での事故防止等のサービスで活用される計画。5G特化網周波数帯は28GHz/4.7GHz帯だが今回28GHz帯を申請したのはKT MOSのみ。韓国電力は今後28GHz帯も追加申請の予定。2021年から導入された5G特化網制度ではこれまで、ロボット、工場、医療分野での活用に免許が発行されてきた。今回は航空やエネルギーといった公共分野と産業安全分野にユースケースが拡大する。
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