9月1日からモバイルキャリア3社(SKテレコム、KT、LG U+)とMVNOのスマホでeSIMでのサービス加入ができるようになった。MVNOについては準備が整った20社を皮切りに、順次サービス開始予定。9月1日のeSIM対応開始は科学技術情報通信部が昨年12月に発表したスマホeSIM導入方案のスケジュールに基づいたものである。多くの諸国がeSIMを導入する中で、韓国では2020年7月にMVNOのKCTのみがスマホにeSIMを導入したものの、キャリア3社はスマートウォッチ限定のeSIM提供にとどまっていた。そのため、2021年7月からeSIM協議体が立ち上げられeSIM本格導入に向けた議論が進められてきた。
eSIM発行費用は2,750ウォン(約275円)で従来のSIMの7,700ウォンよりも安い。ただし、同一キャリアの継続利用で機種変更の場合は従来のSIMは再利用ができる一方、eSIMは現在の技術的限界で再ダウンロードができずその都度費用が発生する。キャリア3社はプロモーション期間中の12月まではeSIMの初回発行費用を無料にしている。国内端末では8月末に発売されたサムスン電子のGalaxy Z Fold4、Flip 4からe SIMに対応する。
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