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ICTワールドニュース

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2022.08.22

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  • インド

【インド】5Gオークション終了、対象となった10バンドの71%が売却、落札総額は約1兆5,000億INR

7月26日に開始された5Gオークションが8月1日に終了した。対象となったのは、低周波(600/700/800/900/1800/2100/2300/2500MHz)、中周波(3300MHz)、高周波(26 GHz)の周波数帯の合計72,098MHzで、対象の71%に当たる51,236MHzが落札され、落札総額は約1兆5,000億INRとなった。落札者、落札周波数、落札金額等の情報は以下のとおり。

①リライアンス・ジオ:24,740MHz(700/800/1800/3300 MHz帯、26GHz帯)、8,807億8,000万INR
②バルティ・エアテル:19,867 MHz(900/1800/2100/3300MHz帯、26GHz帯)、4,308億4,000万INR
③ボーダフォン・アイデア:6,228MHz(1800/2100/2500/3300 MHz帯、26 GHz帯)、1,879億9,000万INR
④アダニ・グループ:400MHz(公衆用ではない26GHz帯)、21億2,000万INR

600MHz 帯が初めてオークションにかけられたが、デバイスエコシステムが未開発のためか、入札はなかった。リライアンス・ジオは、全22サークルで700MHz帯を獲得し、ウッタル・プラデシュ東サークルの1800MHz帯ではバルティ・エアテルとの間で激しい競争を繰り広げた。通信省電気通信局(DoT)は、8月12日までに、承認、割当て、前払い金の受取り等の手続きを完了し、10月までに4Gの約10倍のデータ速度の5Gの展開を開始する。5Gは自動運転や人工知能などの新技術に不可欠であり、今後2~3年でインド全土において5Gが順調に普及するとしている。