7月28日から全国の運転免許試験場（27か所）と警察署（258か所）で自動車運転免許スマホ搭載（通称モバイル運転免許）の本格サービスが開始された。モバイル運転免許証はプラスチックカードと同一の効力を持ち、オンライン・オフラインを問わずカード免許が利用されるシーンのすべてで利用が可能となる。本格サービスに先駆けて、今年1月からの6か月間にソウル西部と大田市の運転免許試験場限定で先行的にモバイル運転免許を発行する試験サービス期間を設けた。この間に8万7,000人にモバイル運転免許が発行されている。セキュリティ確保のため、モバイル運転免許の発行は本人名義の端末一台に限定。また、モバイル運転免許の発行は免許試験場か警察を訪問し、本人確認を経るプロセスが必要となる。来年にはモバイル運転免許は民間企業のアプリでも発行して利用できるようにする計画。韓国では国家DX戦略の一環として身分証のスマホ搭載が進められている。行政安全部は国家有功者証に引き続き、全国民対象に住民登録証等もスマホ搭載していく計画を明らかにしている。
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