ニューヨーク市は、10月13日、人工知能(AI)に関する116ページにおよぶ戦略的ビジョン「The New York City Artificial Intelligence Strategy」を発表した。
これは、倫理的で責任ある方法によって、いかに地域がAIから恩恵を受けるかに主眼をおいたもので、市のデータ・インフラの近代化、住民サービスの改善に向けた市内部でのAIの活用、研究機関や学術界とのAIパートナーシップ、AIエコシステムにおける機会の公平性の確保、ニューヨーク市民のデジタル権利の保護等により構成される。
その大部分は将来の計画に関するものだが、現在、市がどのようにAIを活用しているかについても言及しており、一例として、ニューヨーク市サイバー司令室やエネルギー消費管理機関における事例が紹介されている。
米国・政策に関する詳しい情報はこちらへ