2021.10.12
【シンガポール】シングテル、デジタルインフラ戦略の新方針を発表
シングテルは、10月1日、デジタルインフラ戦略の新方針を発表。COVID-19を契機としたデータ通信需要の急速な増加を見越して通信インフラ資産を再編する。海外における通信事業のの売却とアジア地域規模のデータセンター建設の二つを柱にしており、将来的には、すべての通信インフラ資産を統合管理するデータセンター・プラットフォームを構築する。実施事項は以下の通り。
*オーストラリアにおける通信塔インフラ運用会社オーストラリア・タワーネットワーク(ATN)の70%を退職年金ファンドAustralianSuperに売却し、シンガポールにおける5Gの展開及びB2Bデジタルサービスを拡張する。
*タイの現地電力会社ガルフ・エナジー及びインドネシアのテルコム・インドネシアと共同でデータセンターを各国で建設し、ASEAN地域のデータセンター市場の70%を取り込む。