韓国モバイルキャリア最大手のSKテレコムは、アジア・中東・アフリカ地域最大の通信キャリア連合のBridge Alliance(キャリア34社が加盟)と協力し、各社の5Gモバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームを連携するための5G MECハブ構築に乗り出す。5Gサービスも国際ローミングのように国境を越えてスムーズに利用できる環境構築を目指す。世界のモバイルキャリアは5Gサービスの中核インフラとして5G MECへの投資を惜しまない。
第一弾として、シングテルとの連携を通じ、アジア地域サーバー格の5G MECを通じて5Gクラウドゲーム「World of Warship」の両社のMECプラットフォームでの同時駆動に成功。5G MECの早期本格化に向けて準備を進めてきたSKテレコムは昨年末にアマゾンウェブサービス(AWS)と5Gエッジクラウドサービスを発売。このノウハウを活かしてアライアンス内でのMEC協力をリードしてきた。今年は豪州のオプタスやタイのAISと5G MECハブ上で5Gサービスアプリを自由にアップしてダウンロードする機能も持たせる予定。これにより、アライアンスメンバー企業が5G MECハブから海外キャリアの5G MECを手軽に利用できるように支援する計画。
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