フェイスブックは、2月25日、小規模事業者がどれだけパーソナライズ化された広告に頼っているかをユーザに説明するキャンペーンを開始すると発表した。「Good Ideas Deserve To Be Found」と名付けられた同キャンペーンは、フェイスブックやインスタグラムを通じて事業を成長させている複数の広告主に焦点を当てたもので、2月27日に行われるゴールデングローブ賞授賞式の中継でもCMが流れされる予定。また、小規模事業者がプラットフォーム上で話題をシェアできるよう、インスタグラムのステッカーとフェイスブックのハッシュタグとして「#DeserveToBeFound」が提供される。さらに、小規模事業者がより利用しやすくなるよう、フェイスブック上の広告を管理するツール「Ad Manager」が簡素化される。
フェイスブックは、アップルがApp Storeでアプリを配信する開発者のユーザ・データ収集を制限しようとしていることを非競争的と批判しており、Reutersは、今回のキャンペーンはこれを踏まえて、ユーザの広告に対する認識を好意的なものに誘導しようという狙いがあると見られると指摘している。
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